屋久島撮影旅 第1話 – 「1年中雨が降る島」

   

屋久島

 

「日本には『Yakushima』という場所があるそうじゃないか。1年中雨が降る場所と聞いたぞ」

 

スイス本社のマーケティングチームからそう話があったのは、およそ半年前のことだ。防水シューズの性能を試しつつ、かつ、美しい写真を撮るのにうってつけの場所として目をつけたという。

「1年中雨が降る」とは少々大げさな気もするが、確かに雨量日本一と言えば鹿児島県の屋久島であるのは間違いない。行ったことのない俺でも知っている。

屋久島

 

「ヒロキ、友達にフォトグラファーはいないか?屋久島のローカルランナーの写真を撮ってきてくれ!」

 

友達のフォトグラファー。確かに何人かいる。その中のひとりは、屋久島の奥地まで潜入できるフィジカルを持ち合わせている。

松平 伊織。かつて、クラウドエッジ発売直前イベント「Taken to the Edge」のゲストスピーカーとして呼んだこともあり、Onに縁が深い。サブスリーを叩き出すフィジカルは、今回の旅にうってつけだ。

Iori Matsudaira

 

問題は、「屋久島在住のローカルランナー」の方だ。これまでの人生で、屋久島には全く縁がない。どうしたものか。とりあえず、Facebookに投稿してみた。

屋久島ランナー募る

 

SNSとはすごいもので、投稿から数時間程度で2人の名前が挙がった。

 

御調 伸一郎

野村 大悟

 

屋久島のガイドで、「屋久島ウルトラエコマラニック」を主催する御調 (おしらべ) さん。

結婚を機に屋久島に移住し、土産物屋で働きつつロングのトレランを中心にランニングを楽しんでいる大悟さん。

よし、なんだかいけそうな気がしてきた。縄文杉とか、苔むす美しい沢とか撮っちゃおうか。夢が膨らむ。

 

「屋久島!?行きます行きます!僕、もののけ姫大好きなんですよ!!」

 

伊織のテンションも上がっている。よし、これで旅の道連れは決まった。

行くぞ、屋久島!

 

第2話「黙れ小僧」に続く

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