型にはめるのはOnではない。

      2017/10/24

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前回「マジック・ウォール大作戦、秋のOn祭り目前」に戻る

 

秋のOn祭りの準備のため、先週俺は九州沖縄巡業を行った。行き先は、太宰府、長崎、佐賀、天久。いずれも、これからOnの取り扱いを開始する店舗だ。

九州巡業イメージ
※ 九州巡業イメージ図。

 

Oniversity (On大学日本校) の教頭として、Onの歴史、テクノロジー、各モデルの説明、それから接客時によくある質問のロールプレイまで、各店舗で2時間以上たっぷりと説明してきた。

Oniversity_graduation
※ Oniversityイメージ図。

 

その勉強会の中で、必ず話題になったのがこれだった。

 

「カカト着地はケガするって思う人がこれから増えそうで心配です」

 

俺は観ていないが、ドラマ「陸王」を観た人から、「カカト着地がダメって本当ですか?」という質問が出始めているという。

そのドラマを観ていない以上、登場人物のセリフについて意見は言えなかった。だから、端的に答えさせてもらった。

 

「型にはめようとするのは、Onではありません」

 

ヒールストライクはダメで、フォアフット着地が正しい。オーバープロネーションだとケガをするから矯正しなければならない。厚底は不安定になるから薄型でなければいけない。

かつて、そのように言われたこともあった。しかし、人の動きはそんなに単純ではない。以前、「ランニングシューズの選び方。最新のバイオメカニクスの結論」という記事で、最新のバイオメカニクスの基本的な考え方を紹介した。

 

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ランナー一人ひとりには、それぞれ独自の動き方やリズムがある。それを、シューズが「こうあるべきだ」と矯正するのでは、ランナーの身体全体としてのバランスを崩し、結果としてそれが怪我につながるという。
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カカト着地が悪だと断定されたら、それを信じた人は、無理やり前足部や中足部からの着地を試みるかも知れない。本来、そういう走り方、動き方になっていない人が、無理やりそんな動きをしようとしたら、それこそ怪我につながりかねない。

 

「『こうあるべき』と型にはめるのではなく、ランナーに自由に楽しんで欲しいとOnは思っています」

 

シューズを売るために不安を煽るのは、ランナーを型にはめようとするのは、何十年も前から繰り返されてきたことだ。それに振り回されて怪我をするランナーは、30年前から減っていない。

不安を煽るのではなく、その人自身の快適さと楽しさを追求して欲しい。もっと自由に。そのためにOnはシューズを作っている。そして、俺はその方が楽しいと思うからOnをやっている。

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次回「On取扱店の検索方法、パソコン編」に続く

※ 履いたときに「このシューズで走ってみたい!」と思えたなら、それがベストなシューズです。それがOnであってもOnでなくとも。
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