ウォリアー・プリンセス – 第4話「ポンコツチーム On、発進」

      2016/10/24

numazu_hiroki

第3話「ヤスコ、ビビる」に戻る

2016年8月6日(土)、朝8時。

現在、俺たち4人はカズ号で沼津千本浜に向かっている。今回は、Onジャパン4人全員の旅だ。そういえば、4人旅はこれが初めてとなる。

今回の旅の目的は、沼津千本浜トライアスロン駅伝の部出場だ。「目力の奥山」の怒涛の詰めを受け、「チームOn」として堂々エントリーしてしまったのだ。出走順は、下記の通りである。

一走: ハマのダンディズム
二走: 世界の鎌田
三走: ヤスコ姫
GM: アキコ

実は、この出走順でも一悶着あった。今回のレースの趣旨は、ヤスコのトライアスロンデビューなのだから、三走は当然ヤスコだろうと言ったのだが、ヤスコは二走がいいと主張してきたのだ。

「だってアンカーって…なんか責任重大っぽいし目立っちゃうじゃないですか」

「だからいいんだろ!」「だからいいんですよ!」

それでもあーだこーだ言っているヤスコを半ば無視し、三走は決定。次に、一走を誰にするかでも問題が発生した。沼津の一走のスイムだけ、二走・三走の500mよりも若干長い750mなのだ。

「一番スイムが長いなら、やはり世界の鎌田の出番だろう」

「いやいや、そこはボスがビシッとスタートダッシュをw」

「なんでこんなときだけボス扱いするんだ」

そんなことで、結局上記の順番に落ち着いたというわけだ。まあ、一走と二走の俺とカズはこの際どうでもいい。あくまで今回の主役はヤスコなのだから。

肩甲骨動かない問題が発覚してから、ヤスコはスイムの特訓を数回積み重ねた。その結果、今現在、肩甲骨どころか首まで見事回らなくなっている。お前はカズか。

「駒田さん。。実は、僕、ものもらいになりそうな感じがするんですけど。。。」

なんだその「なりそうな感じ」って。地味か。マトモにレース出るつもりないんか。

numazu_kazu

「私、昨日酔っ払いの人から『フラッ』とこられて、よけたら側溝に。。足をグネって。。。

首だけじゃなかったのか。なんだ側溝って。なんで俺の周りのヤツはみんな側溝に落ちるんだ。カサブランカの呪いか。

numazu_yasuko

む…。後部座席からたった今、気配がひとつ消えた。後ろを見ると、我らがGM・アキコが真っ先に寝落ちしている。昨晩の英語会議で英語死したらしい。英語話してなかったよな、確か…。

numazu_akiko

……今回万全なのは俺だけのようだ。よし、それなら張り切っていこう。

ポンコツども、この俺についてこい。

numazu_hiroki

第5話「ハマの仕留めるリスト」に続く

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