青野 敏之のトシ練。

      2018/07/06

Toshiyuki Aono

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#MeetOnFriends ツアーや店舗主催のイベントに参加してくれた人であれば、「トシ練」という言葉を聞いたことがあることだろう。

元箱根ランナーである青野 敏之が提唱するトシ練。「なんだかやたらキツいらしい」というイメージが先行しつつあるトシ練。その真実に迫るべく、トシ本人に取材を試みた。

 

Q: そもそもトシ練とはなんですか?

A: 「ドリル + ショートインターバル」のことです。みんなで楽しくダッシュして速くなろう!というものです。

トシ練_Victoria

 

Q: その「トシ練」の目的はなんですか?

A: ランナーの方にフルマラソンの自己ベストを聞いた後に「次の目標は?」と聞くと、ほとんどの人が自己ベストの更新だと言います。

ただ、練習内容を聞いてみると、目標タイムよりも速いペースで走る練習をやっているランナーは少ないです。でも、フルマラソンの目標タイムよりも速いペースでの練習をしない限り、その目標を達成することはできません。

速いランナーは、インターバル練習をしています。市民ランナーでこれをやる人が少ないのは何故かと言えば、単純に苦しいからだと思います。インターバルと聞くと、400mや1000mをイメージする人が多いですが、それは絶対に苦しいと分かっているから、心理的なハードルが高いんです。そして、そういう練習を一緒にやってくれる相手も見つけにくい。

だから、僕の「トシ練」では、その心理的ハードルを引き下げて、楽しくやりやすい内容にしています。今より速くなるために必要な練習を、まず楽しく始めてもらう。これが、トシ練の目的です。

 

Q: トシ練の内容は?

A: ドリルをやってから、100〜150mの短い距離を、全力の80〜90%のスピード10本前後行います。

普段インターバルをやったことがない人が、これより長い距離のインターバルをすると最後までもたない人が多いです。トシ練を行うことでインターバルを少しでも楽しく感じてもらえるようにして、個人でもできるようにしてもらいたいです。その結果、目標タイムに速く近づき、達成する可能性は高くなります。

 

Q: ドリルもやるんですね。

A: 僕のやるドリルの目的は、2つあります。

1. 可動域を広げる
いつも同じ動きをしていると可動域が狭くなってしまいます。柔軟性をアップさせて、動きに余裕を持たせることが大切です。

2. バランスの調整
ランニングは片足で着地をする動きの繰り返しです。着地の時にぐらつかないようにするため、バランス力と筋力を鍛えることも大事です。その結果、ランニングフォームが安定し、その状態でショートインターバルをすると楽に走ることができるはずです。

 

Q: トシ練のより具体的な効果にどういうものがありますか?

1. 最大酸素摂取量を高める
これが高まるとより速く走れるようになるため、パフォーマンスが上がります。

2. 肺活量の向上
肺活量が多ければ多いほど、息切れがしにくくなります。

3.スピード持久力の強化
速いペースで走る能力を鍛えることで、レース後半のペースが落ちにくくなります。

4.乳酸が溜まりづらくなる
疲れにくくなり、軽快に走ることができるようになります。

トシ練

 

 

「ぬう。。これはやりたくなるな。。。」

 

「メリットが多くて、速く走るための最も早い近道だと思います!でも、デメリットもあります。

短い距離とはいえ、それなりに負荷が高いので、故障のリスクはあります。トシ練をやる前はドリルを行い、やった後はしっかりストレッチやマッサージなどでケアしましょう」

 

実際にトシ練に参加してみると、キツさと爽快さが同居し、非常に充実する。その後のビールはたまらなくうまい。

そんなトシ練を教えてもらいたい人は、是非イベントに参加してみて欲しい。爽やかに見えてなかなかのドSなトシの本性も垣間見える。

Toshiyuki Aono

 

次回「クラウドエースとトシ」に続く

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