宮古島挑戦記 2014 – 第2話「自分を変えろ」

   

Change myself

第1話「まずはジョグから…」に戻る

Co-founders

Onのマーケティングをやることを考えたとき、やはりランニングもトライアスロンもやらなければダメだという結論に達した。

「Onって、元アイアンマンチャンピオンが作ったんですよ」

「へぇ~、そうなんですね!駒田さんもやるんですか、トライアスロン?」

「いやぁ~…僕は空手だけで走るのはちょっとアレで…」

そんなんで仕事になるか!

というわけで、正月休みを機にちゃんと走ろうと決める。1月5日に試しに19km走ったときは、平均7:17min/km…。腹減るわ寒いわで死にそうに。なのに、翌日は筋肉痛にならず。Onのクッショニング性能のおかげか?それとも単純に遅すぎただけか?いずれにせよかなり驚き、「これってマジですごいかも…」と思い始める。

1月の月間走行距離、56.5km。バイクとスイムはゼロ。

2月、6:30 min/km くらいでしか走れない日が続く。ならばと試しに3kmのタイムトライアルをするも、16:07 (5:19 min/km)。キロ5分すら切れず…。2月24日の21kmランは、平均 6:56 min/km. キロ7分を切るのがやっと。自分の遅さに嫌気がさす。月間走行距離、41.3km。バイクとスイムはゼロ。

3月、明らかに走る距離が少ないのだが、普通にキロ6分を切れるようになってきた。練習頻度が少なすぎて、全く疲労が溜まってないだけか?この頃、「そろそろトライアスロンシーズンだ」と意識し始める。ネットで大会を色々探してみるが、どの大会も既に満員。トライアスロンってこんなに人気になっていたのか。

4月5日、やっと近場でエントリー可能な大会を見つけた。群馬県渡良瀬遊水地で開催される「第22回遊水地ふれあいトライアスロン大会」(5月19日開催)。「ショート」と呼ばれる距離 (swim: 1.5km, bike: 40km, run: 10km) とはいえ、未知の距離。大会まで44日。やれるのか心配で仕方がないが、もうこの大会しかないと申込み。

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・2013年4月5日 Facebook

5/19(日)、オリンピック・ディスタンス (Swim 1.5km, Bike 40km, Run 10km) にデビューします。

第22回 遊水地ふれあいトライアスロン大会」 in 群馬県渡良瀬遊水地。エントリーボタンを押すとき、ものすごくドキドキしました。

さて…2年ぶりに自転車ひっぱりださなきゃ。これから泳がなきゃ。あと44日。やれんのか、俺?

・2013年4月5日 Facebook

渡良瀬で一番心配なのは、何と言ってもスイム1.5km。

渡良瀬では、スイムは60分以内で上がらないといけないらしい。これがどの程度のペースなのか、全くピンとこない。

というわけで、早速プールに。クロールだけで泳ぐと決め、のんびり泳いでみる。200m 泳いでちょっと立ち止まる。予想以上にしんどい…。

それから100m泳ぐごとに少し休みつつ、合計1.5km泳いだ。かかった時間は50分。続けて1.5km泳げないことを嘆くべきか、休み休みでも50分で1.5km泳げたことにホッとすべきか…どうにも判断に迷う。
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アイアンマンなど夢のまた夢、というところからのスタート。それでも、新しいことに取り組める喜びは大きい。プールで溺れそうになりながら、空手を始めた13歳の頃を思い出していた。

小児喘息に苦しみ、体育の授業で校庭を走ることすらできなかった小学生時代には、いじめられたこともあった。中学生になり、部活をはじめようとしたのだが、体力的な問題ですぐに辞めてしまった。「俺にできることは何もないんだろうか」と落ち込んでいた俺を、母が近所の道場に連れて行ってくれた。あくまで自分のペースでの稽古を見守ってくれた師範。おかげで、少しずつ身体も強くなった。黒帯を初めて締めたときの感動は、今でも鮮明に覚えている。

新しいことに挑戦して自分が変わっていく喜びは、何物にも代えがたい。30代も半ばを過ぎて、またその喜びを感じることができるかも知れない。プールで、アスファルトで、ハアハアゼーゼーしながら、それでも楽しさを味わっていた。

Change myself

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・2013年4月11日 Facebook

プールでスイム練習2回目。

1回目の先週金曜日(4月5日)は、200m泳いでバテバテに。それから100mずつ休み休み泳ぎ、何とか50分で1.5km。そしてその翌日、信じられないくらいの背中の筋肉痛。オリンピック・ディスタンスはまだ無謀だったかと少し後悔しそうになった。

2回目の今回は、なるべく続けて長い距離を泳ぐのがテーマ。前回は力任せに腕をぶん回して失速したので、意識してゆっくりと。遅すぎるんじゃないかという感じで泳いでいたら、あまり疲れない。700m過ぎたあたりで「もしかしたらいけるかも?」という感覚を得て、そのまま1.5km泳ぎ切れた。38分。渡良瀬の制限時間(60分)は一応クリア。

帰宅後、すぐに着替えてランニング。最初の1kmは6分半くらいのゆっくりペース、それから少しずつペースを上げてみた。最後の1kmは5分を少し切り、やっと Cloudsurfer のターゲットスピードを出せた。最後の1km、Cloudsurferの楽しさを味わえた気がする。

渡良瀬まであと38日。
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Onのプロモーション活動のため、「第29回全日本トライアスロン宮古島大会」に向かったのは、ランニングやトライアスロンに対する気持ちが少しずつ大きくなってきていた、そんな頃だった。

第3話「はじめてのオリンピック・ディスタンス」に続く

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