海の男の話 – 第1話「ぼくになつやすみを」

   

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2016年8月。俺のトライアスロンシーズンがもうすぐ終わる。

今月末の木更津トライアスロン、9月のXTERRA Japan、そして最終戦の伊良湖トライアスロンAタイプはまだ残っているが、最大の目標は達成できた。

4月に宮古島トライアスロンを完走し、6月にはオーストラリア・ケアンズで念願のアイアンマンになることができたからだ。2015年に宮古島トライアスロン、アイアンマン・ジャパン北海道の2連敗を味わっていた俺にとって、今年は最高のシーズンだったと言える。

Finish Line 2016_1
Ironman Cairns Finish_1

しかし、4月、6月とロングのトライアスロンに出て、しかもどちらも命からがらの展開となったことで、身体のダメージはそれなりにあった。6月のアイアンマンが終わってからしばらくは、ジョグすら億劫であった。

それでも7月末には湯原温泉トライアスロンでブース出展とレース出場を行い、8月頭には沼津千本浜トライアスロン駅伝の部に「チーム Onジャパン」として出場した。湯原温泉と沼津の話は、また改めてしたいと思う。

洞爺湖を少し思い出させるような山岳バイクコースを擁する湯原、そして灼熱の沼津を終えた俺は、もうクッタクタになってしまった。日中、外出のフリをしてマッサージに行ったり、カフェでぼへーっとノマド風サボりを見せたり、俺はリカバリーに余念がなかった。それでも完全回復にはまだ遠い。

休みを。ぼくになつやすみを。

そして待ちに待ったお盆休み。俺は仲間たちと新島に向かうことになっていた。

同行者は、「最速不動産王」遠藤啓介一家、「世界の鎌田」鎌田和明、「速メガネ」佐藤玄武、「応援ボードの女神」まどか、そして「ハマのダンディズム」こと俺。

今回の旅、俺は何にもしないつもりだ。旅の目的はあくまでリカバリー。

しかし、それが許されるメンツなのだろうか。竹芝桟橋から出航するやたらカラフルな高速船に乗り込みつつ、「何もしねーぞ」と俺は固く誓っていた。

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第2話「海ダッシュと釣り仙人」に続く

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