松丸真幸 vs 鎌田和明22歳 in 徳之島。

      2017/01/19

2006年徳之島_2

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「ご無沙汰してます、松丸さん!」

 

「おーう!」

 

1月16日、松丸さんと奥さんの浩巳さんが横浜のオフィスに来てくれた。昔からの知り合いであるカズはニコニコしている。俺もその日を心待ちにしていた。

Onのことをもっと知りたい、と言ってくれる松丸さんにプレゼンするカズ。商品のことからブランド戦略まで説明が及ぶと、「ほう、ほう」と相槌を打っていた松丸さんが、次第に「はい、はい」と口調が変わっていった。

 

「いや〜、よく分かりました!鎌田、仕事してるんだなぁ〜」

 

松丸さんに褒めてもらったカズは嬉しそうだ。ビジネスマンとしてカズが松丸さんに認めてもらえた感じがして、俺も嬉しくなった。

松丸さんは実に気さくな方で、話しやすい。話題は、松丸さんが始めてカズとレースで出会ったときのことに遡った。

 

それは、2006年6月の徳之島トライアスロン。鎌田和明22歳。あの姿だった頃だ。

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大学を卒業したばかりの鎌田青年は、徳之島トライアスロンのバイクコースを疾走していた。

大学卒業後の初レースがここ徳之島。自分がどこまで戦えるのか全く未知であった鎌田青年は、がむしゃらにバイクを漕いでいた。

すると、トライアスリートであれば誰もが知る、あのプロ選手が前方に見えてきた。

 

(あれは、松丸さん。。。)

 

日本選手権連覇中、遥か高みの存在である松丸真幸選手。その彼をまさかここで捉えられるとは。鎌田青年は信じられない気持ちで松丸選手を追い抜いた。

連戦中で疲れが出ていた松丸選手だったが、そこは日本最強選手の一人。ランの10km地点で鎌田青年に再度追いつく。そこから並走が続いた。

 

(ゴールまであと少し。。)

 

憧れの松丸選手とここまで並走できている鎌田青年の胸は高鳴った。だが、ゴールが見えたその瞬間、スパートをかける松丸選手。必死で食らいつく鎌田青年。

 

(負けた。。。)

 

その差、僅か1秒。結果は5位

 

最後の最後で競り負けた鎌田青年だったが、ゴールの瞬間に胸に去来した想いは、少しの悔しさと圧倒的なワクワク感だった。

 

(調子悪そうだったけど、それでもあの松丸さんといいレースができた。

これからこの世界で俺も。。)

 

そう思った鎌田青年は、憧れのプロである松丸選手に話しかけた。少年がヒーローに話しかけるような、輝く瞳で。

 

「あの、松丸さん、はじめまして。鎌田と申し。。」

 

 

 

 

 

 

「これがプロとアマの差だ ( ̄ー ̄)」

 

 

 

「( ̄◇ ̄;) き、きびしい。。。」

 

2006年徳之島_2

 

次回「松丸真幸 vs 河原勇人 in 宮古島」に続く

 

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