アイアンマン・ケアンズ挑戦記 2016 – 第9話「ダンディズム・レストラン」

      2016/08/20

Dundees_1

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一抹の不安を残しながらも3人とも選手登録を終え、ジャックさんサムさんによる選手説明会を超満員の会場の外から聞き、次の予定を確認する。

IM Cairns briefing

次は18:00からのウェルカムパーティーらしいが、食事は出ないという。8年前のアイアンマン・ハワイでは、物凄くテンションを上げてくれるカーボパーティーが催されたのだが、どうやらアイアンマンごとに趣向は違っているようだ。

ウェルカムパーティーで食事は出ないが、その代わり、選手登録のときに$35分の食事券を貰った。ケアンズ市街のレストランで使えるということだろう。どれどれ、どんなレストランがあるのかな…。

Boatshed

Chill Cafe Palm Cove

Dundee’s Restaurant

……

ダンディーズレストラン!?

俺の目がついにおかしくなったのかと二度見、三度見。間違いない、ダンディーズレストランと書いてある。まさか、そんなことがあり得るのか…!

「ここ!ここに行きたい!ダンディズムだって!!」

遠藤みずお「「」」

「聞いてるか!ここに行く!!」

まどか「」

今夜の夕食決定。素晴らしい展開になりそうだ。もはや勝ったも同然。

Athlete welcome restaurant voucher

ダンディーズレストランを想像するだけで、俺の体温は急上昇。ハマのダンディズムを名乗るこの俺が、ケアンズの地でダンディーズに出会う。何かのお導きとしか思えん。生温かい目で俺を見る同行者は気にしない。

上がりきった体温とテンションを鎮めるべく、EXPO会場に隣接しているプールに来てみた。プールの水面と海の水平線が続いているように見える、いわゆるインフィニティ・プールだ。圧倒的に広く水も綺麗なのに、利用料はなんと無料。プールサイドには、憩っているケアンズ市民がたくさんいる。さっきのビキニちゃんたちもまだいるだろうか。さて、しばらくここでダンディズム待ちをするとしよう。

Cairns Esplanade Lagoon

夕方18時、ウェルカムパーティーに参加した後、俺たちは移動を開始した。ダンディズムレストランに急ぐのだ。

そして、聖地 “Dundee’s Restaurant” に到着。なかなかのダンディズムな雰囲気を醸し出している。いいじゃないか…。はやる気持ちを抑えつつ入店する。

「予約はしていますか?」

この俺はハマのダンディズムだぞ。予約なしでもいけるやろ。

「アイアンマンですごく混んでいるので、予約がないとちょっと…」

「」

Dundees_1

ダンディズム難民になってしまったハマのダンディズム。俺にDundee’sは早かったのだろうか。そもそも俺は、ハマのダンディズムではなかったのだろうか。

「ケアンズ滞在中にもう一回来ましょ。予約してから」

予約もせずに突撃し、挙句の果てに難民となったエセダンディズムに、みんなは何故か優しい。そんなみんなの役に立ちたい。ここまでみんなを引きずり回してしまったのだ。帰りはせめてタクシーで。俺は、Dundee’sそばのホテルでみんなが乗れる大きなタクシーを呼び、逃げるようにGrosvenorまで戻ったのだった。

ダンディズムになれなかったとはいえ、腹は減る。前日と同様、またもノープランで目に入ったレストラン “Cock and Bull Cairns” に飛び込むことにした。地元の人たちで賑わっており、グリルとバーが楽しめるようだ。なかなか楽しそうだ。

Cock and bull cairns_1

しかし、ここはとにかく量がデカい。この俺が「デカい」と言わされるくらいデカい。肉をドカンと出してきたウェイター相手に、思わずぼやく。

「こんなデカいの見たことないな…」

「日本にゃねーだろメーン!」

ダンディズム難民になり、流れ着いた先でも彼我の違いを見せつけられ、その上ラップ的にdisられ、俺はこれからどうやって生きていけば…。

Cock and bull cairns_2

第10話「応援ボード」に続く

※ “Cock and Bull Cairns” は、実は人気レストランでした。そんな引きの強いエセダンディズムにパワーを。下の応援バナーのクリックをお願いします。
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