アイアンマン・ケアンズ挑戦記 2016 – 第8話「キャプテン・アメリカ的みずお」

   

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2016年6月10日(金)、午前11時。1日遅れでみずお一家合流。

俺とみずおはこれが初対面。実に柔らかい雰囲気の男だ。それにしても、仙人然としている遠藤さんと、9割優しさでできているようなみずおが無二の親友というのは面白い。

みずおの到着早々、3人で軽くジョグ。アイアンマンEXPO会場のあるエスプラネードの方へ、美しい海沿いを走る。

Morning run with Mizuo

EXPO会場は、早くもアイアンマンの雰囲気で盛り上がりを見せていた。会場には巨大なプールがあり、ビキニちゃんたちが日光浴を楽しんでいる。実に素晴らしい。来た甲斐があった。

Bikini at Esplanade

名残惜しいがビキニちゃんたちに別れを告げ、朝ジョグの仕上げにフィニッシュラインも見学。ここに帰って来られるのは、日曜日の何時になるのか…。今は深く考えるのは止めよう。

Cairns Esplanade IM Finish

みずおとの「はじめましてジョグ」を終え、ホテルでシャワーを浴びてから、選手登録に向けて再度ホテルを出る。タクシーの中で、みずおから興味深い話を聞く。

実は、ケアンズに向かって発つ前、みずおの名前がスタートリストに載っていないというトラブルがあった。しかし、よくよくスタートリストを見てみれば、80歳以上のエイジのところにみずおの名前はあったのだ。

「ぼく、1980年生まれで登録しなきゃいけなかったのに、間違えて1908年で登録しちゃったみたいで…」

1908年生まれ、第一次世界大戦前生まれ。見た目は30代半ばなのに、その実、御歳108歳。これは凄まじい。キャプテン・アメリカもびっくりだ。

そんなキャプテン・アメリカ的みずおの行きのフライトで、こんな会話が聞こえてきたらしい。

「70歳で出場ですか、すごいですね!」

「いや〜、スタートリスト見ると、80歳以上のエイジに4人いるんですわ」

「80歳超えてアイアンマンってすごすぎ!!」

「稲田さんっていう人が、有名ですね。でも今回、見たことのない人がひとり出るらしいんです。『うすい・みずお』という人」

(( ̄◇ ̄;) 俺のこと言っとるーー!!)

「…こんな感じでして(汗) 選手登録のとき、なんとかしなきゃ。。」

変えなければ、レース後にえらいことになってしまう。これはマストだ。

エスプラネードに到着し、すぐに選手登録完了。キャプテン・みずおのエイジも無事変更できたらしい。晴れて、第一次世界大戦前生まれではなくなったはずだ。

登録されたレース番号は、年の若い順に並んでいる。俺のレース番号は886。最速不動産王は723。そして、キャプテン・みずおは1694

「あれ…?1694って、随分高めね…」

「そうですね…でも変更できたってスタッフも言ってたし…」

このことは、レース翌日のロールダウンパーティーに若干の波紋を広げることになる。しかし今はまだ、変な事件の予感だけがうっすらとそこにあるだけだった。

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第9話「ダンディズム・レストラン」に続く

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