アイアンマン・ケアンズ挑戦記 2016 – 第17話「ケアンズ最終日、幸せな1日」

   

Dundee's_1

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2016年6月14日(火)、レース2日後。

興奮のロールダウンセレモニーが終わった昨日の昼頃から、少しずつ食べ物が喉を通るようになった。宮古島のときもそうだったが、レース翌日の昼あたりから胃が回復し始めるようだ。これから先、ロングのレースに出ることがあるなら、補給問題は大切なポイントになるような気がする。

ともかく、食事ができるようになったため、昨日に比べて今朝は随分と調子がいい。腰と首は痛いが、脚は拍子抜けするくらい大丈夫だ。吐き気と痺ればかり気にしていて、筋力的にはまだまだ問題なかったのかも知れない。

今日はケアンズ最終日。アイアンマンを無事に完走できたら是非とも行ってみたかったグレートバリアリーフ。今そこに、俺たちは “Ocean Spirit”という船で向かっている。

Ocean spirit

風が強いため、かなり揺れが強い。クルーによると、船酔いの原因の8割は気のせい、2割は疲れのせいらしい。8割も気のせいのはずなのに、ジワジワとHPが削られていく。そういうときのクルーの秘策は、寝ることだとか。「いまだかつて船酔いで寝ゲロした人を見たことがない」と豪語するクルーを信じて寝ることにする。

エスプラネードを出航してから1時間半、グレートバリアリーフの「ミコマスケイ」に到着。クルーの言った通りだった。寝てれば揺れは全く気にならなかった。

ミコマスケイは砂でできた完全な無人島で、野鳥の繁殖地らしい。確かにすごい数の鳥、雛や卵がいる。それにしても、この海の美しさはどうしたことだ。宮古島に勝るとも劣らない。

Michaelmas Cay

2日前、視界がほぼゼロの海でレースをしたので、こういう海で泳げるのはとても嬉しい。シュノーケリングを存分に楽しみ、亀と泳ぐ貴重な体験もできた。

Michaelmas Cay_Endo Mizuo
Swim with turtle

今年3月に結婚した俺とまどかにとっては、今回のケアンズの旅は新婚旅行のようなものだ。その旅で、妻にアイアンマンになった姿を見せることができた。そして、こうして白い砂浜で仲間たちから写真を撮ってもらっている。アイアンマンになれて、本当によかった。

Walk on the beach

ミコマスケイから戻り、ケアンズ最後の食事は因縁の場所に決めている。予約もした。胃の調子はほぼ戻った。もはや勝ったも同然。万全の体勢でのぞみ、このケアンズの旅を締めくくりたい。

21時、夢にまで見たダンディズムの聖地、“Dundee’s Restaurant” 訪問。料理は美味しく、雰囲気もいい。遠藤さんみずお、俺、3人がそれぞれの良い結果を出し、酒を飲みながら語り合った。

ケアンズの旅、最後の夜は幸せな気持ちで更けていく。明日、日本に帰る。

Dundee's_1

最終話「I am an IRONMAN、終わらない旅」に続く

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