iro-hana かふぇ食堂とOnの話。

      2017/01/13

iro-hanaかふぇ食堂

前回「世界の鎌田のカンペキ・チャレンジ」に戻る

 

本格的に2017年が始動し、1月10日〜11日の2日間でカズと二人で関西出張に行ってきた。

大阪で代理店に挨拶し、お店に今年の新作を紹介した後、俺たちは神戸に移動した。今回の主な目的のひとつ、神戸のiro-hana かふぇ食堂に行くためだ。

お店は、地下鉄・みなと元町駅から歩いて1分の距離にある。お店の外にはロードバイクが置かれていたり、クラウドレーサーのビジュアルが置いてあったり、一発で「それらしい」と分かる。

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店内に入ると、オーナーのテツさんが笑顔で迎えてくれた。聞けば、俺とカズが二人でお店に来る日を待ち望んでいてくれたらしい。実は、この日はお店がオープンして丸半年の前日だったのだ。

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ここは、食堂でありながらOnの取扱店でもある。

「美と健康とスポーツ」をコンセプトに掲げるオーナーのテツさんが、「健康は足元から」「足元はOnしかない」と考えたことで、他に類を見ないこのような形になった。お店のカウンターの奥にOnのシューズがズラリと並ぶ。

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一日大阪を歩き回ってハンガーノック寸前だった俺たちは、テツさんオススメのiro-hanaの夜ご飯定食を頼んだ。

「食えるタレント」を自認する俺は、それだけではきっと足りないだろうと思い、単品で「豚のしょうが焼き」と「ひじきと枝豆の豆腐ハンバーグ」も追加した。

しかし、出てきた定食を見て、追加は先走ったと思った。いかにもヘルシーでありながら俺好みのしっかりとした味、そして量も申し分なかったからだ。メインのロールキャベツならぬ「ロール白菜」がうますぎる。

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「おいしいですねぇ。。ほっこりするわー」「うまいなぁ、うまいなぁ」と、同じことを繰り返し言いながらパクパク食べていると、このお店の常連のアケミさん昌子さんが登場した。俺たちが来るのに合わせて来てくれたそうだ。嬉しい再会に乾杯。

iro-hanaかふぇ食堂_7

 

「テツさん、どうしてこのお店を開こうと思ったんですか?」

 

オープン半年の節目なので、自然と話題はそうなってくる。

小学生の頃、親戚のおばちゃんに作ってあげたチャーハンを絶賛され、「将来、絶対料理人になった方がいいわよ!」と言われたことが原点だという。

中学時代になってもその言葉を覚えていたが、すぐに料理人への道を進むのではなく高校に進学。そのときにしかやれないことをやろうと思い、鹿児島実業野球部に入った。

 

「駒田さん、鹿児島実業って言ったら、『かじつボウズ』で有名ですよ!w」

 

すかさずカズが突っ込む。陸上部だったカズは、高校時代に鹿児島実業陸上部と試合会場で会ったことがある。

 

「普通のボウズってまだ黒いじゃないですか。

 

かじつボウズはそうじゃないんですよ。もう住職なんですよww」

 

さすがにそれは大袈裟だろうと思ったが、念のため、テツさんの昔の写真を見せてもらう。

 

…確かに青い。残像拳かと思うくらい区別がつかない。

 

 

「誰だこれw 誰がテツさんだww」

 

 

「えっ、駒田さん、わかりませんか?」

 

 

わかるかこれで。

 

かじつボウズのテツ

 

かじつボウズで3年間禁欲生活を強いられたテツさんは、卒業後、和食の名店「美濃吉」に板前見習いとして就職し、ほどなくして結婚。しかし、かじつボウズの反動が出たらしい。

 

「駒田さん、ちょっと自慢させてください!実は、ファッション誌に出たことあるんですよ〜」

 

チャラテツ_1
チャラテツ_2
チャラテツ_3

 

「しっかりチャラくなりましたねw」

 

「いいともに出たこともありました(笑) EXILEのHIROのそっくりさんで」

 

EXILEテツ

 

 

もはや、かじつボウズの面影なし。

 

そんなEXILEテツだったが、子供が生まれ、2011年の神戸マラソンに当選してから走り始め、少しずつ変わっていく。

神戸マラソンを完走し、次のチャレンジを探していたところ、トライアスロンと出会う。彼の故郷で開催される「徳之島トライアスロン」への出場を決め、以降毎年のように出場を重ねた。

 

徳之島トライアスロン
※ バイクに乗ってる人はOnアスリート。カズの同期。

 

次へ、そしてまた次へ。そうやってテツさんは佐渡トライアスロンAタイプを目指した。

もし完走できたら独立しよう、もしできなかったら一生今の職場で頑張ろう、そう心に決めて出場したそうだ。そして、その人生を決めるレースで履いたのが、初代クラウドレーサーだった。

 

テツ_佐渡トライアスロン完走

 

かじつボウズがEXILEになり、それからクラウドレーサーでアストロマンへ。こんな変化を遂げた人はそうそういない気がする。

 

「なんでこんなに変われたんですか?」

 

「変わろうとする気持ちが大事なんですね!(キリッ 」

 

アケミさんと昌子さんから「奥さんに感謝しーやー!」というガヤが入る。嬉しそうに笑うテツさん。

 

「だから、人生を変えてもらったOnを、自分の店に絶対置きたかったんです」

 

そういうわけだったのか、と腑に落ちた。

2016年2月、東京マラソンEXPOの前日、テツさんはわざわざ神戸から東京まで出てきて俺と会いたいと言ってくれたのだ。「自分の店を出すことになりました。勝負したいです。そこにOnを是非置きたいと思っています」と熱を込めて説明してくれたことを思い出す。

実は、彼が東京に来る前、アケミさんや昌子さんから「吉川君を応援してあげて欲しい」と話はきていた。そこまで人に応援される男なのだ。間違いないだろう。そう思った俺は、もちろん彼と握手した。

テツさん_東京マラソンEXPO2016

 

かわいがって支えてくれるお客さんに囲まれ、笑っているテツさんを見ていると、この仕事をやっていて良かったと思う。Onが少しでも彼の人生の役に立ち、彼の笑顔の一部になっていることを実感できたからだ。あのとき、Onを諦めないで良かった。

カズと二人、心もお腹も幸せに満たされ、俺たちはiro-hana かふぇ食堂を後にしたのだった。

iro-hanaかふぇ食堂

 

テツさん、ごちそうさまでした。また来ます。

 

次回「Onの足型・足幅について」に続く

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