ハセツネ30K → 17K 疾走篇 – 第7話「コース短縮、悲しみのPAIL TOILET」

      2017/04/11

悲しみのPAIT TOILET

第6話「徳を積みたいダンディズム」に戻る

 

4月1日(土) 15時半。天気は相も変わらず小雨。

あと1時間ほどでEXPOは終了し、明日のレースに備えることになる。そんなとき、大会事務局の方がブースに来て、こう切り出した。

 

「関係者の方にだけ、あらかじめお伝えしようと思っているんですが…」

 

明日のコースに変更があるらしく、本来の32kmが17kmに短縮されるという。ハセツネ30Kの最初10kmはロードをひたすら登る。つまり、明日はほとんどロードレースになるということだ。

昨日からかなりの降雪があった上に、今朝はコース途中で崖崩れがあったようだ。写真を見せてもらって納得。

ハセツネ30K2017_崖崩れ

 

リアル崖崩れ。そして雪国。これは危ない。

ハセツネ30K2017_大雪

 

「そうですか、分かりました。ご尽力、ありがとうございます」と事務局の方に伝え、ヤスコとトシをくるりと振り返る。努めて沈痛な面持ちを見せる。

 

「残念だけど仕方ないな!自然の中で遊ばせていただくわけだしな!!」

 

「ひろきさん、なんか目が笑ってますねw」

 

そんなことは断じてないぞトシ。でもあとは全て任せた。

 

こうして明日のレースの内容は決まり、EXPOも閉幕となった。その際、事務局側から選手たちにコース短縮の旨、発表があった。選手たちはもちろん残念そうだったが、あの崖崩れの画像を見れば納得せざるを得ない。

試し履きシューズの撤去を行い、俺たちはブースをあとにした。そして、帰る間際、ついにハセツネ名物のアレを目にした。さっきまではなかったはずが、いつの間に。

山男たちの気迫の象徴、「PAIL TOILET。しかし、17kmのロードレースのために、もはやこの大量のトイレは必要ないのかも知れない。どこか物悲しい。

悲しみのPAIT TOILET

 

悲しみのPAIL TOILETに別れを告げ、俺たちは会場近くのめし屋へ。身体がすっかり冷え切ってしまっている。何か温かいものを食べなければ。

ここ音羽鮨は、寿司からラーメン、中華までありとあらゆるものを出してくれる店だ。寿司とラーメンを同時に出すなど邪道も邪道、そんな店のラーメンがうまいはずがないと思いきや、これが意外とうまい。

ちなみにここは、昨年のハセツネ本戦のヤスコゴール後に来た思い出の店でもある。俺の中では「武蔵五日市に音羽鮨あり」なのだ。

そういえば、あのときも身体が冷え切っていた。そして味噌ラーメンを食べたのだった。だから今回も当然のように味噌ラーメン。先ほどはごつ盛り豚骨醤油、今度は味噌ラーメン。山男にはラーメンが似合う。

うむ、やはりうまい。身体が芯から温まる。コマログ3.8

ラーメンマン

 

第8話「ハセツネ17Kスタート、多摩川の奔流」に続く

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