ハセツネ30K → 17K 疾走篇 – 第1話「ハマのダンディズム、下田へ」

      2017/04/04

ペリー

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3月29日から31日の3日間、お休みをいただいた。まどかとの結婚1周年を祝うためだ。

1周年旅行の目的地は、伊豆・下田。もう30年近くも前になるが、子供の頃、夏になると家族旅行で伊豆によく来ていた。ホテルジャパン下田という会員制ホテルに宿泊するのが、夏の駒田家の定番だったのだ。

ホテルジャパン下田

 

ホテルジャパン下田は、典型的なリゾートホテルだ。プライベートビーチが目の前に広がり、テニスコートとそれなりの広さのプールを備え、温泉施設が充実している。夜遊べるカラオケバーもある。昔懐かしいゲームコーナーまであったりする。

ホテル周辺に観光場所がさほどないため、施設の中で全て完結できるようになっているのだろう。昔、ここに遊びにきたときは、部屋とプール、部屋と温泉、そして部屋とゲームコーナーの往復で全て事足りた。

あれから駒田家にも色々あり、下田に家族で行くことはなくなってしまった。ホテルジャパン下田は、俺の子供時代の古き良き思い出となっていた。もう二度と行くことはないのだろうと思っていた。

 

しかし、昨年母親からこんな連絡が来た。「ホテルジャパンの会員権、更新してみる?私たちはもう泊まらないけど…」と。大昔、父親が手に入れた会員権が、まだ有効だったとは驚きであった。そして、「ホテルジャパン」という単語を聞いたとき、かつての思い出が溢れるように記憶の引き出しから飛び出してきた。

「いつか、また泊まりに行ってみよう」と思った俺は、俺個人の会員カードを母親から送ってもらった。そのまま半分忘れかけていたのだが、今回の結婚1周年旅行の目的地として、ふと「下田に行こう」と思い立ったのだった。

30年近くも前に行った場所に、まどかを連れていく。俺の思い出巡りに、彼女に付き合ってもらうことにしたのだ。

そんなわけで、結婚記念日の3月29日、俺たちは伊豆急下田駅に降りた。記憶とまるで違う駅の構えだが、駅の外の黒船の模型だけは変わっていない。

 

「ペリーをイメージしてポーズよろw」

 

まどかさんや。俺、ペリーと面識ないのよ。教科書のあの絵しか知らんのよ。

 

ペリー

 

まどかのムチャクチャなフリを流し、あくまでダンディズムに黒船と写真を撮る。ブーブー文句を言ってくるまどかは無視する。

 

下田駅_1

 

下田駅周辺で昼メシを食った後、軽く散策していると、何やら見覚えのある武器を発見した。かつてポセイドンを名乗っていた頃に装備していたものだ。

 

「ここは武器と防具の店だ。どんな用だね?」

 

そんな声が隣から聞こえてくる。思わず「たけやり」と「てつのやり」を交互に手にとり、慎重に吟味してしまう。「ここで装備していくかい?」という隣の声は、どう処理すればいいのだろう。

最初の街で「てつのやり」はセオリー無視な気がする。しかし、「たけやり」だとテキの防御力によっては不安が残る。ハリセンボンあたりにははね返されてしまうのではないか。

 

下田駅_2

 

…いかん。今回は戦闘はないのだ。あくまで平和な旅なのだ。ポセイドンの出番はないのだ。

こうして俺たちはラダトーム城、ではなくホテルジャパン下田に向かったのだった。

 

第2話「ホテルジャパン下田」に続く

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