ハセツネ挑戦記 2016 – 第2話「日本山岳耐久レース、その前哨戦」

      2016/12/20

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第1話「クラウドベンチャー」に戻る

 

ヤスコさん、ハセツネ出ようか」

 

ハセツネ。トレイルレースに詳しくない俺でも名前だけはよく知っている。正式名称「日本山岳耐久レース (24時間以内) 長谷川恒男CUP」。走行距離71.5km。

世界的クライマーである故・長谷川恒男さんの名を冠した、東京都・奥多摩の自然の中で行われる、自己の限界に挑戦するトレイルレース。レース名の中に「24時間以内」と入るなんて、名前からして凄まじい。

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「は、ハセツネ!?」

「ウルトラいけるんだから、きっと大丈夫だろ。なあ、カズさん

 

「大丈夫です、イケます」

 

こういうとき、何を聞いても反射的に「大丈夫です、イケます」と答える男は便利だ。ここ最近、彼は全自動大丈夫ですイケます機になっている。

とりあえず俺は、ハセツネ大会事務局にコンタクトした。そこで分かったのは、走行距離71.5km・制限時間24時間以内のいわゆる「ハセツネ」本戦とは別に、入門編として位置付けられる「ハセツネ30K」という大会もあるということだった。名前の通り、走行距離30kmの短いバージョンだ。短いとはいえ30km、油断はできない。

このハセツネ30Kで優秀な成績 (男子1,000位以内、女子100位以内) を収めると、ハセツネ本戦に優先的にエントリーできるらしい。俺はともかく、Onジャパン最強ランナーのヤスコなら、優先エントリー権を獲得できるはずだ。

 

「で、ハセツネ30Kは…4月3日…」

「宮古島の2週間前ですね。。。」

 

心配そうな表情を浮かべるカズ。それでも、ヤスコだけ放り込み、俺が出ないというわけにもいくまい。

 

「よし、ともかく行ってみよう」

 

こうして、俺とヤスコはハセツネ30Kの会場である奥多摩に向かった。ちなみに、カズはインフルエンザになってしまったのでお留守番。

クラウドベンチャーの発売日は6月中旬のため、ハセツネ30Kには間に合わない。それなら、頼りになる相棒・クラウドサーファーで出るとしよう。

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第3話「拝島の猫屋敷」に続く

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