幸せの心理学。

      2017/11/18

Flourish

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Onが目指すのは、「ランニングを楽しく」することだ。そして、それを実現するため、オンタイム・オフタイム問わず行動の指針となる4つのコア・バリュー (企業文化) というものがある。俺個人で言えば、空手の道場訓も行動規範となっている。

佐和田の浜

拳生会_2

 

なんでランニングを楽しくしたいのか。なんでコア・バリューを守りたいのか。なんで空手家として生きていきたいのか。おまえは何がしたいんだ。おまえはそれで楽しいのか。もっと金があればいいのか。何故、なぜ。

そう重ねて自らに問いかけていくと、それらは全て「幸せに生きていきたいから」というところに行き着いた。それは、五反田駅から地味に生還したときに分かったことだ。

あれから数年経って、ようやく確信したことがある。もし全ての問いかけが「幸せ」につながるのであれば、Onがランニングを楽しくしたいのは、Onのシューズやアパレルを通じて、少しでもみんなに幸せに生きて欲しいからだ。そう確信してしばらく後、先日のスイス本社で行われた新入社員研修で、COOのマークはこう言っていた。

 

「なんでOnを広めていきたいか。簡単だ。Onのシューズやアパレルを世に広めることは、きっと”Happiness”に繋がるからだ。売り上げの拡大は、その結果に過ぎない。まずは幸せ、それができたら売り上げはついてくるんだよ」

 

Onのカスタマーサービスたちは、自らのことを “Happiness Deliverer” (幸せ配達人) と呼んでいる。幸せを配達することが自分たちの使命だと定義づけている。そのためには、まず真っ先に自分が幸せでいなければならない。

自分の経験上、幸せな状態でいることにはそれなりの努力が必要だ。ともすれば厭世的に「人生なんてこんなもんだ」とか「人生は重い荷を背負うが如し」とか言ってしまう。ネガティブな方向に落ちていくのは簡単だ。若い人がネガティブな方向に進みがちなのは、ある意味当然なのだ。ポジティブな方向に進むには、それなりの経験と技術がいる。

そう思ったとき、俺はちゃんと「幸せ」について学んでみたいと思った。40歳の誕生日を迎えたのを機に、自分にちょっとした誕生日プレゼントを買い与えてみようと考えた。1冊の本だ。

Flourish

ついさっき届いたばかりのこの本は、国際的に著名な心理学者マーティン・セリグマンが書いたもので、こういう一文から始まる。

 

– この本は、ずっと続く幸せを手に入れるために役立つ1冊だ。

 

以前の自分であれば、「何をうさんくさい」と一蹴していただろう。ただ、それなりに経験を積んだ今、本気で「幸せ」を考えてみたいと思うようになった。それは、きっとOnのコア・バリューに則したものになるはずだ。

 

次回「佐相宏明、2017年シーズン報告。まさかの爆笑プレゼン」に続く

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