センチメンタルランと電撃風呂 – 第1話「ヤスコ Fly on clouds」

      2016/09/25

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2016年2月某日、俺たち3人は由比ヶ浜にいた。かつて鎌倉に住んでいた俺にとっては、馴染み深い場所だ。

遊んでいるわけではない。れっきとした仕事だ。Triathlon LUMINAにモデルとして放り込むことになったヤスコを、カズと2人で励ますという簡単なお仕事である。

それにしても、LUMINAのモデルとして採用されるとは、言ってみるものだ。去年はカズがクラウドレーサーの着用モデルとして採用され、今回はヤスコ。2人の前では「さすがおれ!天才ディレクター!!」と気勢を上げてみせたのだが、内心俺が一番ビックリしている。

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さて、撮影開始予定時刻の14時になったのだが、担当者から「1時間ほど押しそうですごめんなさい」と連絡が入った。

それなら暇つぶし…もとい、このハマのダンディズムが君たちのイメージカットを撮影しようではないか。細かい演技指導により、3人それぞれの「らしい」写真が撮れた。

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それにしても今日はあったかい。眠くなってきた。しかし、ヤスコの撮影までテンションを保たねば。そう思いつつ、記憶を失ったのは数分後であった。

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「…さん!駒田さん!ディレクター!いきますよ!」

うむ、なんだねカズさんや…。

「姫の出番ですw」

おうそういえば。俺たちはそのためにここに来たのだった。急激にテンションが上がる俺とカズ。

しかし、その隣で緊張の色を隠しきれないヤスコ。これは、俺の出番か。彼女の緊張をほぐすべく、全力で笑かしにかかる。

俺のイメージする役柄は、「女優をケアするえせディレクター」。2月にしては暖かいとはいえ、浜辺はそれなりに寒い。女優の撮影が終われば、ダッシュで上着を掛けて進ぜる人間が必要であろう。それがえせディレクター。

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カメラマンの小野口さんは、新しい構図をどんどん提案してくれる。まるでヤスコが空を駆けているかのような写真も撮ってくれた。

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俺も小野口さんの隣に寝っ転がり、下からえぐるような角度でヤスコを撮る。

「駒田さん、結構アウトな感じですw」

なにをぅ?

「ガチなセクハラに見えますww」

真面目と真剣さだけが取り柄の俺に、お前は何ということを言うのだ。しかし、カズのiPhoneに収められた写真を見て、俺は心の底から納得してしまった。

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こうしてヤスコは非常にいい仕事をし、俺はギリギリアウトな所業をし、カズは生暖かく俺たちを見守ってくれたのであった。

第2話「センチメンタルラン」に続く

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