スイスから日本へ、雲を集める旅 – 第1話「阿鼻叫喚ワークショップへ」

   

way-to-haneda

アイアンマン・ジャパン北海道のDNFから約1ヶ月後の、2015年9月19日(土)。

世間はシルバーウィークだというのに、俺はこうして緊張による下痢腹を抱え、英語死* の旅に向かっている。現在、羽田空港国際線ターミナル行きのバスの中。バスの中には俺以外誰もいない。

* 英語死: 英語を無理やり話し続けさせられることで脳が徐々に弱体化、最後は日本語力・運動能力も失われ、機能停止する様。頻出単語。

今回の目的地は、On本社のあるスイス・チューリッヒ郊外の「Murg (ムルク)」という場所だ。趣旨は「グローバル・クラウド・フォース・ストラテジー・ワークショップ」…長ぇ。「ワークショップ」への参加だ。

来年度の営業・マーケティング戦略を、本社の役員と各支社のディレクタークラスが集まって喧々諤々、話し合うらしい。夜中には暖炉を囲んで、なんか深いことを話し合うことになるらしい。日程表にはそんなことが書いてあった。

「そうか、ヒロキは初めてか。ものすごくエキサイティングでチャレンジングな2日間になるよ。考えられるあらゆる質問事項に答えられるようにしておいてくれ」と、キャスパーが言っていた。

マッキンゼー出身で経済学博士号を持つ彼の言う「エキサイティングかつチャレンジング」というのは、常人にとっては「七転八倒かつ阿鼻叫喚」とほとんど同義だ。いち空手家の俺には荷が重い。

行きの飛行機は、羽田空港からキャセイパシフィックで香港へ。そして香港から乗り継いでチューリッヒへ。本社の人が「なんでこの週は直行便がないんだろう」と言っていた。

そりゃシルバーウィークだからだよ!なんでそんなときにそんなとんでもないワークショップぶつけてくるんだよ!

さあ、わめいても仕方ない。行ってきます…。

way-to-haneda

第2話「ムルクのオシャレ監獄」に続く

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