「いつもオン」の意味。たとえばこういうこと。

      2016/12/14

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前回「鎌田和明 23歳、世界の鎌田 33歳」に戻る

日本仕事百貨での社員募集が昨日終了した。

日本仕事百貨の募集記事、いつもオン!と銘打たれたものを読んで、「仕事のオンとオフは分けたい」と思った方もいるかも知れない。

もちろん、四六時中働けなどというつもりは毛頭ない。なにしろ、俺が適当にサボりつつやっている。それに、「そんな時間までやってないで、走りに行っておいで」というのがスイス本社の文化だ。

ただ、ここで言う「いつもオン!」とは、仕事のオンオフの切り替えだとか、ワークライフバランスだとか、そういう一般的に言われる意味合いとは少し違うかも知れない。少なくとも俺の中では、一般的な意味合いに加え、もう一つ別の意味がある。

 

「いつも自分自身がオン (On) の人間だということを意識してください」ということだ。

 

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それはたとえば、ネガティブな発言を垂れ流さない、人の悪口をできるだけ言わない、他ブランドの批判はしない、といった行動規範だ。あるいは、SNS上で政治、宗教などに関する発言を極力控えるということも含まれる。

これは、俺がOnの人間になる前から意識してきたことだ。つまり、スイス本社から言われてそうしたわけではない。Onというブランドの目指すところを考えたとき、当然の結論として導き出されたものだ。

 

Onのミッションは、「ランニングを楽しくすること」

 

もし、ランニングが苦しい、楽しくない、そう思っている人がいたなら、「こんなシューズもありますよ」と提案してみたい。「軽い!」とか「カッコいい!」とか思ってくれた人が、その次に「このシューズで走ってみたい!」と思ってもらえたなら、とても嬉しいことだ。

 

では逆に、その人が今履いているシューズでランニングが十分楽しいものであったなら?

その人にとって、今履いているシューズが快適で、日々気持ちよく楽しく走っていたなら?

そして、楽しいことやキツいこと、数々の経験を共に積み重ね、もはや「相棒」と呼べるまでになったシューズがその人にあったなら?

 

それならそれでいいのだ。「そんなシューズじゃダメですよ、こっちじゃなきゃ」などと言うのは、Onの、つまり俺のやることじゃない。なんで楽しんでいる人に水を差さなければならないのか。その人の「相棒」にケチをつけて、お互いにとって楽しい会話になるのだろうか。

以前、Onのシューズの選び方 その1という記事で、こういうことを書いた。

 

“履いたときに「このシューズで走ってみたい!」と思えたなら、それがベストなシューズなのだ。それがOnであってもOnでなくとも”

 

売りたいがために他のブランドを批判することは、綺麗事抜きで最もやってはならないことのひとつだ。それをやってしまうと、その人のそれまでの楽しさを否定することになる。

「そんなシューズダメだよ」というのは、ある人には当てはまるかも知れないが、他の人にはそうではないかも知れない。「そんなシューズ」呼ばわりされたものを相棒として楽しんできた人の気持ちを考えれば、そんなことは言えない。

もし俺が「クラウドサーファーなんてダメだよ」と言われたら、宮古島トライアスロンアイアンマン・ケアンズでそれを相棒として共に走ったことを思い出し、悲しくなるだろう。

 

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そして、そういうことをやってしまうと、いつか巡り巡って自分のブランドを傷つけるのだ。だから、綺麗事ではなく、現実的なマーケティング施策として、あるいは仕事に対する姿勢そのものとして「他ブランドの批判はしない」といった結論になる。

だから、Onのメンバーになる人は、「いつもオン」となる。仕事中であろうがプライベートであろうが、「いつもオン」なのだ。

なぜならそれが、巡り巡って俺たち自身が最も楽しくなれる道だからだ。自分はそう信じている。

次回「河原勇人のクラウドフロー」に続く

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