空手ガンプラマラソン詐欺、荒行中の荒行 – 最終話「果報は寝て待て」

   

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第10話「荒行中の荒行」に戻る

ひとりホールケーキの行で、必要もないのに地獄のような夜を自らに課してしまった。息も絶え絶えにクリスマスイブを乗り越え、半分眠ったような状態で俺は2014年を終えようとしていた。

ところが、年も終わろうとするまさにその頃、待ちに待った電話があった。キャスパーからだ。

ヒロキのプランでいく。協力してくれるんだろう?」

この瞬間、俺の心は決まった。

「もちろん、俺が必要なら」

「グッド。セールス&マーケティングディレクターのポストを用意する」

その日の夜、俺は走りに行った。仲間を裏切らずに済むことが嬉しかった。彼らとこれからもOnで一緒に走れる。

そしてその週末、俺は道場に行った。嬉しさと期待、不安とプレッシャー、色々な気持ちがごちゃ混ぜになっている。そういうとき、俺は空手をやりたくなるようだ。

Karategi

「今日で今年最後の稽古だから、締めの意味で形を丁寧にやってみようか」

稽古の最後、鎌倉道場の小林先生がそう声をかけてきた。練習生が順番に形をやっていく。最後に俺が前に出ると、小林先生は「え?駒ちゃんはいいんだよ」と言った。

「ちょっとだけやらせてください ^_^」

気持ちを整え来年に向けて進むため、丁寧に形をやろうと思ったのだ。やる形は、もちろん征遠鎮。パンイチの怒りまかせではなく、道着を着て心静かに。

来年になったらすぐにチューリッヒに行くことになる。これまで経験したことのないことがたくさん待っていることだろう。

でもきっと大丈夫。俺は空手家でランナーだ。数々のアホな事件に見舞われつつ、あの荒行中の荒行にも耐えたのだ。

大きく動き出す新しい年に向かって、俺はガンプラに見守られつつ、次の資料の準備に入った。もう、半分眠ったような状態は終わりだ。

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<空手ガンプラマラソン詐欺、荒行中の荒行、完>

宮古島挑戦記 2016 第3話「ビッグ・イン・ジャパン」に続く

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