年齢はただのプレイ時間。大事なのは経験値。

      2018/08/26

Frutt_2

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Onのスイス本社には、年に3回来ることになっている。

5月、8月 (または9月)、そして11月。春と秋は新作発表会で、夏は次年度以降のブランドの方向性を考えるワークショップだ。今、俺はそのワークショップのためにスイスにいる。

スイスに来るたびに、社員がどんどん増えているのが分かる。あれだけ大きいと感じていた本社オフィスが、今はやや手狭に感じるほどだ。

On Zurich office

 

急速に増えているOnの社員たちだが、新入社員であっても彼らの優秀さに驚くことが多い。

弁護士資格持ち、博士号持ち、MBA持ち、7ヶ国語操る語学の天才、元マッキンゼー、元ゴールドマンサックスなどなど。どうやってこんなとんでもないのを集めたのか、と思わせられる。

そういう人たちが20代後半だったり、30代前半だったりする。しかも、ただ頭がいいだけでなく、走るのも速かったりする。加えて、イケメン・美女であったり、さらには優しかったりもする。

18SS On Cloudflow Editorial Moss | Lime 0674

 

Onに入る前の俺だったら、「俺の方が年上なんだ。経験があるんだ」と考えたかも知れない。

しかし、そんなものは自分を守ろうとする言い訳に過ぎない。そんな考え方は、俺をどこにも連れて行ってはくれない。

なぜなら、当たり前だが、年齢は関係ないからだ。大事なのは経験値。これに尽きる。

「年齢 = 経験」とは違う。「俺の方が年上だから経験がある」というのは、明らかに間違っている。そこのところを、以前の俺はあまり分かっていなかったように思う。

 

年齢とは、言ってみれば「ゲームのプレイ時間」に過ぎない。

はじまりの街でただ漫然と時間を過ごしていたとして、いきなりダンジョンに入って、魔王に勝てるのか?次の街にたどり着く前に、ちょっと強めのモンスターにやられるのが関の山だろう。

魔王に勝つために大事なのは、プレイ時間ではなく、実際に旅をして、戦って (ときにやられて)、謎解きをしてきた経験だ。

 

その経験値の多寡に、年齢というプレイ時間の多寡は、さほど大きな意味を持たない。多少の相関関係はあるかも知れないが、それは「多少」でしかない。

このことを理解してから、俺は自分の年齢も、他人の年齢も、全く気にならなくなった。

そして、ただ漫然とプレイ時間を過ごすのではなく、経験値の得られる場に自らをさらしていこうと思うようになった。これからもそうする。

その行動の連続だけが、俺を魔王の前に立たせてくれる。少し前には無理だと思ったところに、たどり着くことができる。

Frutt_2

 

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