九十九里トライアスロン 魔城カサブランカ編 – 第4話「Gとの遭遇」

      2016/07/30

99T_Mr. G

第3話「落下事故」に戻る

一言も喋らない前島さんを連れ、23時にカサブランカに帰還。ハウスダストに負けぬよう、薬局でしっかりとマスクを購入しておいた。

魔城のお笑い圧力と落下事故の衝撃が強すぎて忘れかけていたが、明日はトライアスロンに出るのだった。なので、明日がデビュー戦となる吉田さんと一緒に、トランジションバッグを作る。

トランジションバッグを作っていると、ヨンマルニの梅ちゃんから報告LINEが入った。この俺の「カサブランカ=元ラブホ」説を裏付ける、新たにして決定的な証拠が見つかったという。大人の嗜み、各種小道具の入った自動販売機。小さな区画で仕切られた自動販売機がテレビ台として使用されているらしい。これはもう間違いない。

Vending machine

トランジションバッグを作り終えた頃、俺のクシャミはますます勢いを増してきた。マスクが全く効果を発揮しない。魔城のハウスダストはマスクを貫通するのではなかろうか。このままでは力尽きてしまう。

そこで、全身のハウスダストを落とすべく、ここの自慢のジャグジーとやらに向かう。しかし、ここまでの流れで経験を増したこの俺は鵜呑みにしない。はたして、カサブランカ流ジャグジーがいかなるものか発見した。やるやるとは聞いていたが、またしても予想を遥かに上回る仕上がり。

家庭用風呂(空気の出るやつ)が三つ横並びではいジャグジー。殺意まじりの笑いが止められん。

Bathtub

結局「ジャグジー」には入らず、シャワーのみで済ませた俺は、部屋に戻って吉田さんにジャグジーの素晴らしさを熱弁。突き動かされるように吉田さんは現場へ。わりとすぐに戻ってきた吉田さんは、スマホ片手に再度ジャグジーへ向かう。やはり記録に残さずにはいられない、そういう求心力がここにはある。

全員ジャグジーを楽しみ、さて寝ようという雰囲気になった深夜0時30分。突如、前島さんの悲痛な叫びがニーマルニに響き渡った。

「うわぁー!出たぁー!!」

やはり予感は正しかった。満を持して現れたG。素早い動きで俺たちを翻弄してくる。

しかし、慌てることはない。ちゃぶ台に鎮座しているアレは、この事態を予期してのものなのだから。

前島さんはすかさず伝家の宝刀「ゴキブリフマキラー Wジェット」を手に取った。期待に打ち震える俺。

W Goki Jet

…ぷしゅ…スカー……

「駒田さん、出ないです!(T_T)」

さっきからなに泣いてるんだこの野郎!(泣)

大の男が三人して慌てふためく。意味もなく足踏みしてしまう。

しかし、そのときパッと閃くものがあった。廊下だ。さっきジャグジーに向かうとき、廊下に一定間隔で置いてあった缶。あれはもしかしたら…。

即座に部屋を飛び出し、廊下においてあった缶を手に取る。やはりそれは「ゴキブリフマキラー Wジェット」。やはりそうだった。ここは全館満遍なく出るのだ。2本目のWジェットを引っ掴み部屋に戻る。缶を振ると手応え充分。これなら戦える。

ブシューーー!

ブババババ……!!

凄まじい煙がニーマルニに立ち込める。たまらずひっくり返るG。

勝利の雄叫びと共に拳を突き上げ、吉田さんから祝福を受ける俺。喜びで飛び上がり、着地の瞬間痛みでもんどりうって転がる前島さん。カオス。現在、深夜1時。

さあ、もう今日は十分だ。明日はレースだ。もう寝よう…。

99T_Mr. G

第5話「前島、アウト」に続く

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